
代謝内科
代謝内科
コレステロールや中性脂肪が高い状態です。とくに「悪玉コレステロール(LDL)」や「中性脂肪(TG)」が増えている方が多く、放っておくと心臓の病気や脳の病気につながることがあります。多くの方は症状がないので、健診で指摘されても気にしない人もいますが、できるだけ早めに対応しておくことが大切です。原因としては、遺伝や食べすぎ、運動不足、肥満、たばこやお酒も関係してきます。
できる対策: 揚げ物や脂身を控え、野菜を増やしたり、肉より青魚を多めに。
血圧が高い状態を「高血圧」と言います。上が140以上、下が90以上が目安です。ほとんどの場合、症状はありません。でも、長く続くと、脳卒中・心臓病・腎臓の病気につながるリスクが高くなります。多くの人は「本態性高血圧」といって、特別な原因がないタイプですが、なかにはホルモンの病気(例:アルドステロン症)などが関係していることもあります。
できる対策: 塩分を控えめに。みそ汁や漬物は控えめにして、出汁や香辛料を活用しましょう。ラーメンやうどんなどの汁は飲み干さないようにしましょう
尿酸という物質が体にたまりすぎている状態です。最初はとくに症状がないことも多いですが、ある日突然、足の指などに強い痛み(痛風発作)が出ることがあります。放置していると、腎臓に負担がかかることもあります。食事やお酒、体質などが原因になります。
できる対策: ビールや内臓系の肉(レバーなど)は控えめに。水を多めに飲むようにしましょう。
すでに甲状腺の病気と診断されている方は、当院でスムーズに対応可能です。甲状腺のホルモン検査も当日すぐに結果が出せます。より詳しい検査が必要な方は、関西電力病院にご紹介いたします。
甲状腺のはたらきが強すぎるタイプ(バセドウ病など)
甲状腺ホルモンが出すぎることで、体のエンジンがかかりっぱなしのような状態になります。動悸(ドキドキ)、汗が出やすい、手がふるえる、体重が減る、イライラ、不安、不眠などの症状が出ることがあります。バセドウ病という病気が有名です。多くはお薬で治療を行います。
甲状腺のはたらきが弱すぎるタイプ(橋本病など)
体の代謝が落ちてしまう病気で、寒がり、体がだるい、便秘、体重が増える、気分が沈みやすいなどの症状が出ます。橋本病はその代表で、甲状腺が少しずつ炎症を起こして弱っていきます。血液検査でわかります。